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プティの仕事

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「モア、仕事だ。」

ーー面白そうなのならいいけど…。

……。

ーーないな。

「どんな仕事だ?…?」

 ……。


「…ん〜、見た目がいい奴がいるのかぁ?ナナァア!!」

 ?!

ーー受ける気か⁈

やめろ‼︎そんな仕事、嫌。

ウチは便利屋じゃない。

て、言うか。何故、お前が決める?

話を勝手に通すな…‼︎

あ…あぁ。……嫌ぁ。


「ソレ、ォレがやる!絶対、ォレががやる!!」

“モアに近付く“には良い理由だ!

「おい!マイスぅ〜!!お前にできるのか!?

いくらドルチェラタンの人 気 者だからって!? 

その時々で不自然でない演 技って難しいんだぜ?

な、モア??」

 使えない奴はいらない。

「なんッなんだよッ!文句あんのかッ!?

ォレ様がやってやるって言ってんだろッ!!」

ヤダよぉ。

モア…。

ォレにやらせてくれよ…。

2人でしよぉおよぉよぉ‼︎

「ナニぃ?ナニぃ⁇何の話?

プティ役を探してるって?

で、レオリオがやりたいって…?

ふむぅん…いいんじゃない?面白そうだし。

レオリオには、いい経験になるよぉ!」

さすが、年上!

「チッ…ぃいだろう…。じゃあ、俺がこれから3日間叩き込んで鍛えてやる。覚悟しろよッマイスぅう!!」

「フンッ!挑み甲斐がなかったらがっかりしちまうぜっ?」

やったぁ‼︎

…モア⁈

そんな…残念そうな顔しないでくれよぉ!


ォレは、ナナからモアが「ショルスの人」だと聞かされた時、全身に衝撃が走った。

飛ぶ姿はまるで、レェスが舞ってる様。

ラヌ捌きは…あの時、衝撃が走った。

かっこよくて、憧れた。

まさか…ショルスの下がこんなに美しいなんて‼︎


それから、ソレイュにみっちりしごかれて当日を迎えた。

よぅは、アレだろ。

モアの邪魔しなきゃいいんだろ?

その日のモアは、ブロンのブラウスラァにオランジェのフレァスカニィ、プレィド・デクシィ、カフィのシュツ。

誰が、どう見ても「シェリィヌ」

いつもとは似ても似付かない格好‼︎

コレはコレで良い‼︎

すっげェ良い‼︎

うぉぉお!

役になりきる事に集中出来なくなりそぉ!

や、やべェェエっ‼︎

ォレが、この仕事に浮かれた気持ちでモア見ると。

ぅ…モアは、機嫌が悪そうでこっちを見てはくれない。

シュバリァが走り出して、黙ったまま目的地に着いた。 

 『任務開始。』

そう言った瞬間。

 ぅふふっ、行きましょ。ジョン。

…ッ‼︎

「ぅ、うん。」

コ、コレがソレイュが言ってた、モアの本気の姿かぁあ!

モアが、クルッと振り返って…手を掴まれる。

フレァが咲く。

破壊力がすげェェエ‼︎

笑顔ォオ‼︎

初めて見た。

「ヴォン・ジュ〜!よく来てくれたね。

僕は、アンディ・ホネェスト。」

 サニァでぇす。

「ジョンです。」

「部屋に案内するよ。」

 …わぁすごい。なんて素敵なの!

「オフェルスタからもらった建物なんだ。」

 へぇ。そぉなんですかぁ。

モア!しゃべり方、可愛い‼︎

ォレもなんかしゃべらないと…!

ォレはビストルで働くジョン。 

ォレはビストルで働くジョン。 

ォレはビストルで働くジョン!

「…ぁ。」

「さ、この部屋だよ。」


「さぁ!2人共、ぬ。」

 脱がないですよ。

脱がす気だったのかぁぁあッ‼︎

 脱・が・な・いですよ?

モアの圧がすげェ!

「ちぇ…じゃあジョン君、サニァちゃんの膝を枕に寝てみて。

サニァちゃんは頭を撫でる。」

…〜〜ッ‼︎

「…固い!固いよぉ!ジョン君!!いつもしてるでしょ??

このイマァジには、微睡む恋人とその恋人を描きたいんだ。」

 ……。

固くなるなって言うのが無理だぁ!

モアの!モアの膝枕!!

 緊張してるのねぇ。ジョン、大丈夫よ。目を閉じて。私の声に集中して。

モアが頭を撫でてくれてる。

気持ちいぃ!

 おじさんはお元気なの?

おじさんはソレイュの事だ。

「元気に毎日、働いてるよ!」

 そう。おじさんのお料理また食べたいわぁ。おじさんの作るムニェルは最高よねぇ。

後、私あれも好きよ!ショコラティーヌ!もうっ!天才!

…眠くなってきた…ム…ニ…ェぇル…。


 ジョン終わったわ。ここで眠って待っててね。

 

「父は商人でね、ソレでこの建物には珍しい物が多いんだよ!」

 へぇ、なっるほどぉ!それでぇ?お話ってなんですかぁ?

「いやねェ、キミと2人きりになりたかったんだぁ。

いいよね?フヒヒヒッ!!」

 ぃ、嫌ぁ!離して!

ハアァァッ⁈

どんだけ寝てたんだろ⁇

ちゃんと閉じてない扉を見つけて…。  

覗いてみたけど、モアがやべェじゃん!

モアが危ないッ‼︎

「オィ!お前何しようとしてた?!」

やベッ!見つかってしまった。

首根っこを掴まれて引き摺られる。

「アンディ様!コイツ、部屋を覗いてました。」

「僕も今、この女に引っ張れた!ム''ム''ム''ッ!!

気に入らない。縛って閉じ込めとけッ!」

ドッ

いてェッ⁈殴られたッ‼︎

やベッ⁈視界が狭く…。


いってェェエ。

なんだここ⁇真っ暗だ。

うわっ!縛られてる!

どうしよう…。

ブチッ。

へ?

何の音?

『静かにして。今解くから。』

モアに耳元で囁かれた…!

背後からだ!

嬉しい…けど、この状況は何⁈

モアに手を引かれる。

カチャン。

え⁈

開いた?

あ、扉の隙間から灯りが。

モアが、人差し指を口元に当て小さく「しっ」と言った。

…ッ‼︎

〜〜〜ッ‼︎

なんだよっ、その仕草〜ッ‼︎

うわぁぁあ‼︎可愛いぃぃ‼︎

〜〜危ェ集中、集中‼︎

コレは明らかな、緊急事態だ!

ソレイュが言ってた。

緊急の時は、モアに従えって。

3つ目先の角で、敵とばったり出会ってしまった。

「逃げ出すとは、良い根性してんなぁ!シェリィちゃん!!」

バキッ

モアが顎に1発。

「ぐっ!効いたぜ、シェリィちゃん!」

うわッ!

どうしよう!!

効いてねェ!!

サッとモアが俺の前に出る。

敵の攻撃をスッと交わす。

バキッ

モアの膝蹴りが綺麗に入る。

あれ?

モアってすげェ強い⁇

次の角で敵が、前と後から来る。

 相手に向かって走って、前回り空中で一回転。

着地した時には敵は、2人共倒れてた。

 来い!

モアを追いかける。

腕を掴まれる。

引き寄せられて。

いつの間にか、小脇に抱えられる。

バッリィィィイン

窓を突き破り外へ。

 トヮで枝に掴まれ。

ァン

揺れる。

ドゥ

揺れる。

トヮ

枝に掴まり、後ろを振り返る。

モアが俺がいる枝に移って来る。

華麗だ。

 ぼけっとするな。

ひたすら必死にモアの後を追いかける。

やっぱり華麗だ…。

気付いたら、囲いは遠い後ろ…。

…すごい経験してしまった‼︎

 お前、今日の事は「絶対」にペラペラ話すなよ。

ぅっ、そんな恐い目で睨まなくても…。


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