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無能認定され王宮から追放された俺、実は竜の言葉が話せたのでSSS級最凶竜種に懐かれ、気がついたら【竜人王】になってました。  作者: 霞杏檎


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第21話 都市リバイアタン

「この飯うまぁ!! 上手すぎるぞレイク!!」


 上手そうに白い皿にのった白身魚のソテー? 見たいなものをフォークで頬張るヴィルへリアの顔が俺の目の前に映る。

 俺たちは都市リバイアタンの中にある魚介専門の海の見えるレストランヘと来ていた。

 リバイアタンに着いてから、腹を鳴らしていたヴィルへリアのために突発的に入った店だが、味は確かに美味しかった。

 隣ではエルザが食後の紅茶を優雅に嗜んでいた。


「ヴィルへリア、もう少し静かに食べろ」


「ふが、ふがふが」


 口に食べ物を入れて喋るな。これではまるで本当に俺がヴィルへリアの面倒を見ているようでは無いか。俺が溜息を吐くと、俺たちのテーブルへと男性店員が向かってくる。


「お嬢ちゃん良い食べっぷりだね」


「いや、すみませんやかましくて」


「いいんだよ、所で水はいるかな?」


「あ、どうも」


 俺たちのコップに水が無くなっていたことに気づいて来てくれたのだろう。

 俺はコップをとり、男性店員に渡した。


「ところでお前さん達、ここら辺では見かけない顔だけど冒険者かい?」


 男性店員は水をコップに入れて、俺の前へと差し出す。


「いや、俺達はギルドには所属しては居ないんだ。ただの旅人です」


 この世界ではギルドに所属する事で色々な依頼をこなす冒険者と呼ばれる者達になれる事が出来る。もし、食いっぱぐれることがあればギルドに所属する事も念頭に置いていたが、竜王(この方々)が居ればそれは難しい話だろう。


「それにしても可愛らしい嬢ちゃん達だぜ。どうだ? 上手いか? これおまけでやるよ」


 それはとろとろの白いソースが掛かった白身フライだった。俺はヴィルへリアに男性店員がいった言葉を竜族語に翻訳して話した。


「おお!! おまけ!? こやつは良い奴じゃな!! 褒めて使わす!!」


「ん? お嬢ちゃんは何て言ってんだ?」


「ありがとうだそうです。この子達は遠方からやってきているので別の言語を話しているんです。だから、俺が通訳してこの大陸を案内しているんですよ」


「おお!! そうだったのか! そんな珍しいこともあるんだな!!」


「そうなんですよ、あはは……」


 何とかごまかすことが出来た。少々強引だったかも知れないけど、このお兄さんが注意深い人じゃなくて良かった。


「遠くからここに来たって事はお客さんも見に来たんでしょ!! リバイアタンの観光名所と言えばあそこあそこ!! 深海古竜(リヴァイアサン)の像。あそこは一目でも良いから見に行くと良いぞ!」


「像ですか?」


「おうよ! この都市の名前の由来ともなっている竜王様の像だ。まぁ姿を現さないから最早伝説のようになってしまったが、このリバイアタンで魚が大量に取れるのはこの深海古竜様のおかげだと言って毎日信仰している人たちもいるほどだからな。それにここでしか見られない代物だから是非見てみると良い。像は港の方にあるから」


「分かりました! ありがとうございます」


 男性店員はお礼を言われると、別のテーブル席のお客のところへ水を届けに行った。

 男性店員の言っていた像とは恐らくヴィルへリア達の仲間の像だろう。まさか、すぐに次に行く目的地の場所が分かるとはこの店に入れてラッキーだ。


「2人とも、どうやらこの街の港にお前達の仲間の像があるらしいんだ。準備が出来たらそっちに向かってみるか?」


「うむ!」


 お腹をパンパンに膨らませ、満足そうな笑みを浮かべるヴィルへリア。


「私も別に良いわよ。この紅茶が飲み終わってからね」


 こうして俺たちはエリザの優雅なティータイムを待ってから移動することにした。

最後までお読み頂きありがとうございます!


「面白い!」


「続きが気になる!!」


「これからも続けて欲しい!!」



もし、以上の事を少しでも思ってくださいましたら是非評価『☆☆☆☆☆→★★★★★』して頂く事やブックマーク登録して頂けると泣いて喜びます!

それでは次回まで宜しくお願いします!

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