表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/19

臨死体験したシシャモ

 テレビで特集:臨死体験。こいつが今回の元凶である。


 まあ、ここで言う元凶というのは、前提条件みたいなもので、それがあったからいけないとか、それがなければよかったとか、そういうものではない。(句読点大量)


 某テレビ局で、臨死体験についての特集があった。フラップとしてはこういうオカルトちっくなものは苦手であるわけだ。しかしながら、宗教嫌いな母が興味を持ち、弟も興味を示した。


 まあ、要するにテレビ見てみよう、と思った訳だ(上一段落を読んだ人、すいません)。


 事件(と言うには余りにもどうでもいいが)は、その番組が始まる直前に起きた。


 上で遊んでいた弟を、母はこう言って呼ぼうとした。


 「臨死体験やるよ~」


 母よ。開いている窓から会話が聞こえるぞ。


 臨死体験(の番組を)やるよ、と大切なカッコを抜かしてしまったのである。うわー。オカルトな家と言うレッテルを貼られるぞー。Orz


 また、今日は夕食にシシャモが出た。フラップはこれが我慢できなかった。


 シシャモが嫌いな訳ではない。


 肉が食いたかった訳でもない。


 なんで……、


 なんで…………、


 「なんで串に刺さってないんだっ!」


 「……メザシのこと?」


 ……あ。


 串に数匹ずつ刺して焼いて食べる小魚はメザシでしたね。


 メザシでしたね。


 後悔先に立たず。


 されど、公開後にまで残る。


 あぁ、次の親戚の集まりが辛い。


 母ネットワークによって「フラップシシャモ誤認事件」は広く伝わるのであった。

 シシャモっておいしいよね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ