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デバッグ・ザ・ワールド ―空っぽ(null)の蜘蛛と、五月蝿い世界の調律法―  作者: 白山月


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7/9

第7話:不協和音のパンデミック

世界の果てへ向かう道中、ゼノスが放った広域追跡コマンドが引き金となり、ゲーム世界全体を揺るがす大障害が発生した。世界中の「音」が、壊れたレコードのように同じ瞬間を繰り返す。

「……っ、耳が、痛い……!」

 全ユーザー強制スキャンの負荷にサーバーが悲鳴を上げ、物理演算が停止。全プレイヤーがフリーズする中、岳もまた強烈なスタッター音に脳を穿たれていた。


その時、現実世界のオフィスで、いつもやかましく雑談していた若手社員・佐藤が動いた。岳のデスクにある銀色のワイヤー細工を見た彼は、経営陣の許可を待たず、独断で「緊急パッチ」を投入する。

「……音を消すんじゃなくて、心地よい音に変える。ノイズを和音に変えるロジック……!」


ゲーム内の岳の槍『残響の楔』が、佐藤のパッチに呼応して眩い光を放った。

「残響のパッチ、起動ブートアップだ」

 世界中に美しい和音が響き渡り、不協和音が旋律へと書き換えられていく。ついにゼノスの権限を解体する「逆襲の旋律」が整った。

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