春画展・細見美術館
下書きはいっぱいあるんですが、今日は日記です!
昨日は春画展連れてってもらって行ってきました。
いやぁ、いやぁぁぁぁ、いいもんですなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!行くべきですよ!!!!皆さん!!!!!!!!春画展には!!!!!!!!!!!
わたくし、大・大・大・興・奮!!声を大にして言いたい!!!!皆ッッ、行こうッッッ!!!!春画展へ!!!!と!!!!!
入場料を払うのが精いっぱいで(家を出る時、お財布に5000円しか入ってなかったの。)交通費とか、行きながら電車の中で食べるのに駅のコンビニで買った飲み物や食べ物、それに最低限帰りの電車代は残しとかなきゃ、でしょ??だから、3000円の画集には手が届かなかった・・・( ノД`)シクシク…
・・・(´Д⊂グスン
買ってたらここにもいっぱい書けるしインスピレーションの宝庫でしたよ!!!!
!!!!
でも、新鮮な記憶と言うものが今のうちはまだありますからね。早速ここにメモがてら春画展行って来た報告書いておきますね!!
えっとね、まず・・・
えっとー・・・
えっと・・・色々見たのになぁぁ…
よし。最初から思い出そう。一昨日は夜中にしこたま酔っ払ったお客さんから迷惑電話がかかりまくってて、小説書く邪魔しかされてなくて、死ぬほど鬱陶しかった。ほんまに営業妨害。あの人以上に凶暴な酒癖の悪い人はいまだかつて見たことない。酒に飲まれまくり。絡んでこないで欲しい。他人の時間が無駄にしかならないから…
えっと・・・
そして、酒乱の方にはそうお伝えして、電話を切り、その後小説もガーっと書いて、それで、倒れ込んで床でぶっ倒れて寝ちゃったわけであります。起きたら、7時。何時間寝てたのかは、分かりません。
で、お客様と「春画展行こう」って約束してた日だったから、予約してくれてるようなお話だったので、寝覚めギョッとして、遅刻かと思って連絡して、するとなかなか返事が返って来ません…そこでまた小説を書きながらちょっとチラチラ携帯見るようにしてますと、「予約はしてへん」、「12時頃またキミ起き出して来るのかと思ってた、今日は早いねぇ」って事だったので、(あ、じゃあ12頃までは小説書いてていいんかなぁ)と思い、また小説をガーっとね。遊女の小話をちょっとね。そして「じゃあ12時頃に」とお伝えしていたので、チラと返信を見ると、「じゃあ京都来るのは14時頃とかなりそうかいな?」って来てたので、「じゃあ14時頃」と思い。それまでは集中して結構書けましたよ♡
(=゜ω゜)ノありがたきかな★★
で、午後の2時頃。
「どこ集合でしたっけ?!」って電車乗ってから聞きましたものの返事来ず。
春画展を検索しますと烏丸からバスのルートが出ます。(じゃ多分烏丸だわ!)とワタクシは思い。
すると桂を通り過ぎてから「桂で」と来たので、(えぇ~)と思って、もしや車で迎えに来てくださってるんかと思って、「引き返しましょうか?今桂は過ぎ烏丸でございます」とお伝えし。しかし返信無し。
(きっとお車で来てくださってるんでしょう。もう、先に行っといて作品見ながら待っとこう)
と思い、結果お客様を桂やら烏丸やら振り回してしまう事にはなっちゃいましたが、気が長くお優しい方ですので、そこは許してくださいました。m(__)m
本当にワタクシと言う者はお客様方の優しさのみからできておりますm(__)m♡♡
愛には愛を(^_-)-☆
入場券も実は買って下さってたのですが、「予約してへん」と言われておりましたものでワタクシ自分で買って中に入っておりましたら、「予約はしてへん、けど前売り券は買ってた」そうで、ここでも申し訳なかった・・・(´;ω;`)ウゥゥ
で、やっと見たものの話…!!!!
①階段を上る若い女性、まだ上り切らない内から背後から、突如もよおしてしまったのであろう男に摑まり、階段の手すりに摑まりながらのズブリ。しかし女の方も男の手を掴んでいるところからして、まんざらでもない様子。そして、それを、階段下で覗き見していて自分もと誘発されてしまったのか、年嵩の女が自分のあそこに大根をズブリ。
いや~!!!!!!
待ってましたんですのよ!!こう言うの!!こう言うの求めてたやーつー(=゜ω゜)ノ☆★!!!!
春画と言うのは面白可笑しく見る人をクスリと笑わせ微笑ませなお且つ細部には手抜かりなき端正な技、これぞ芸術!!!!天晴!!!!ワタクシの目指すところのものでごぜぇます!!!!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
②蚊帳から上半身半分は外へ出て、蚊帳の透かしの中できっちりズブリ。
緑色のモザイクみたいなもんですね~( ´∀` )☆彡その時代の日本画特有の男女の〝素知らぬ顔”が、また可笑しみ!!
③岩の上で濡れて、川の中を覗き込む一人の女。何を見てるのかと彼女の視線を辿りますと、川水の流れでまたモザイクっぽくなってる水底で、二匹の河童に襲われてる別の女。
「自分だけ助かって良かったぁ、って思ってるんかなぁ?」とお客様が仰られ、私、
「そうも見えるし、この岩の上の人は、あたし余ってるんですけどぉ~、って羨ましがってるかもよ」
と色々解釈付けてケラケラ。
春画の見方ってワタクシ、こうして二人で行ったならば二人で色々素人解説し合い笑い合って楽しむのが正しい見方だと思うんですの。お堅い、シーンとした感じで見るより、だってこの方が楽しいんだも~ん(^^♪
④二人して窓の外をぼんやり眺め、欠伸でもしそうなボーっとした顔して、家の中ではズブリ。
お客様「女の人は、早く終わらせてよぉ~って興味ない感じかなぁ」
私「でも二人共の表情がのどか~だし、の~んびり~って感じでやってるんじゃないんかなぁ」
お客様「そんなことあるかぁ??・・・まぁ、でも、そりゃいいなぁぁ」
笑笑
⑤女の子を高椅子に座らせ、脚をおっぴろげさせてアソコをいじいじ弄るおじさん。その高椅子の下で、神妙な顔をして女の子のアソコから流れ出たお汁を盆に受ける召使。解説には、〝当時女性の愛液を飲むと男性は精力増強、寿命も延びる、と信じられていた。”って書いてありましたね。
これも私好みで、やらされてる感浮き彫りの召使のどうでも良さそうな表情がおもろかった!
⑥男は感極まって眉と眉との間に深いしわを刻み、女の方は仰け反って恍惚の表情
幸せそうで羨ましかった!まさに、これぞ絶頂を飛んでるその瞬間、…って感じの一場面ですね。
浮世絵らしい、女性の小っちゃいおちょぼ口が開いていて、漏れる声、溜息か、吐息か、魂が、感じとれます。
オンナには分っかるぅぅぅぅ!!!!その感覚ぅぅぅぅ!!!!(〃艸〃)ムフッ(* ´艸`)クスクス♡♡♡♡
って感じ。
男性が腕でしっかりがっしりと女性の体を抱き締めてるのにも愛情が滲み出てて、好感・羨ましさが迸ります。これを描いた絵師さん、本当に男性の方ですかぁぁ??って疑いすら出てくる…
NHKか何かで見たことあるけど、あそれかお母さんと行った別の浮き終え展で読んだ解説文かなぁ??(・・?、娘がめっちゃ絵師のお父さんを手伝って描いててそれでお父さんの死後も描きまくってたから、めっちゃ寿命が長くて超人的な量の浮世絵が残ってると最初思い込まれてた天才絵師が居たって…・・・はて(・・?あれは誰だったかなぁぁ??時代的に女の人は名前を残さず表向き男性を立てて活躍してた時代ですからね~・・・
現代でも、男の人ッて、女のおっぱいの先っちょとかアソコとかばっかりばっかり、馬鹿の一つ覚えみたいに触りたがって、神経が集まってるとこだからアンアンそら言わせやすいかも知れないけども、その自分に分かりやすい反応だけを見て「よっしゃ!感じさせたった!!」と早合点して、一人でご満悦してるんじゃないかいな?という方が多い気がしますが。・・・実際は、本当に本当に気持ちが良い時、人は声が出ないもんです。反応もできないほどの気持ち良さ、そう言うのって、一見無言で無反応の時に、噛みしめてるもんです。じゅわわわわ~~~~~あ~~~~~良い気持ち~~~~~~♡(#^^#)♡♡♡♡ってね。
つまり、女性を本当に本当にイかせようと思ったら、変態が真っ先に鼻息荒く触りたがるおっぱいの先っちょとか女性器そのものからは、一番離れたところからソッと手を触れ始め、心溶かすように包み込むように肌と肌とを重ね合わせ、髪に口付けたり背中を撫でさすったり、女が本当に真から求めてることをしてくれよ!抱き締める!一口に言えばそれだけ!!アタイが欲しいのはそれだけ!!(´;ω;`)ウッ…
・・・
愛する女をイカシテみたい、そうお思いの男子諸君、でもそんな悠長な時間かけて自分にとって退屈なことしてる暇が無く技術も無いって言うんなら、トットと道具使いなはれ、って事どす
謎のプライド「道具に頼りたくない・・・」とかぬかしとらんと!
・・・えっと・・・
話が逸脱しましたかね…・・・(;'∀')・・・日頃の欲求不満が炸裂しちゃいましたね・・・(;^ω^)・・・
後でお客様が探して見付けてくれてた美術館近くのスフレ屋さんでスフレが焼かれるのを香ばしい香りを嗅ぎながらワクワクと待ちつつ、お客様にもお伝えしたのですが、
「春画って本当に、本当に、堅苦しくなく、笑えてみんなが幸せになれて、肩肘張らない、むしろ肩の力抜ける脱力系芸術作品だよねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!????
なんだか、幸せそうなもの見させてもらって、ほっこりするよねぇぇ、自分がお婆ちゃんになったみたいな気持ちになるよねぇぇ」
「どういう事?お婆ちゃん?」ってお客様。
「何かね、仲睦まじく人がエッチラオッチラ、エッチに励んでお元気なお盛んなとこ見させてもらって、(ああ、良かったねぇぇ、幸せそうで、良いねぇぇ)って、微笑ましくも、自分もパワー、生きる力みたいなもん、また漲らせて貰えるよねぇぇ」って。私は感想を述べたのです。
「ふうん、そうかなぁ、良かったね」ってお客様。「喜んでもらえて僕も嬉しい」
私も、こんな優しくてこちらの好きそうな小説のネタになりそうなもの探して見付けて来てくれて誘ってくれる、優しい親切な殿方に出会えて幸せ者ですm(__)m♡♡
有難き幸せですm(__)m
・・・
他人の情事を見てホッコリと言いますと、他にこんな作品も在りました・・・
⑦情事の後なのか、それともこれからゆっくりと事に取り掛かるその前なのか、同じ蚊帳の中から顔だけを出して、画面手前の激しく睦みあう猫を見守る男女。「ふふふ…」「シーっ静かに、逃げてしまうよ…」と囁き合う男女の声が聞こえてきそうな、爪を出して絡み合う茶虎と白黒縁の猫からは「シャア嗚呼ん」「にゃああああああああはああアン!!!!!」と聞こえてきそうな、躍動感と意識した静かさの感じられる一作でしたねぇぇ。
微笑ましきかな!!(^^♪
⑧男女に仰向けに押さえつけられ、口を塞がれながら、片手には男根、もう片手には女性器を掴まされて、バタバタと脚を藻掻かせてる男。
「これは一体どういう場面何だろう??」とお客さん。
「複雑な状況ですねぇぇぇ」とワタクシ。
これこそどういう事になってる場面なのか説明が欲しい絵でしたが、解説は無かったと思う。思わせぶりですねぇ!!まぁ自分達で色々と考えてみてください、私にも分かりません、と言う美術館側の気持ちでしょうか?
「右手は嬉しいけど、左手は嫌やなぁ」と男性側の代弁者お客様。「右手だけまんざらでもないんやろか」
「うんん・・・」と私。「どっちにしろ脚あんなにジタバタして嫌がってるから・・・総合点ではやっぱり嫌なんろな、無理矢理やし」
「変な絵」
「んん・・・」
謎が謎を呼ぶまま。それで良いんです。なんでこんなことになってるのか、ここに至るまでのストーリーをいくつも思い浮かべてそれが小説になったら凄く良いし。私にとっては。
描いた絵師にとっても、ただ単なる綺麗な絵を描いて「ああ綺麗、感想それだけ。」と次々立ち去られるのではなく、見る人の足をちょっとでも長く自分の絵の前で止めさせ、どこか細部に何かこの謎を紐解くヒントが転がってないか、描き込まれてないか??と、我が浮世絵に引き込み、じっくりと隅々まで描いたものを見させる。描く方は時間かけて頑張って遊びの誘いとかも断って遊びに行きたくても我慢して描いてるのに、見る方は「ふーん」でサッサと通り過ぎちゃいがちですからね。そんな事のないように。じいぃッと、ちょっとでも長く、頑張って描いたもの見てもらう。で、心に謎を植え付け気にならせたまま帰す。ずっと忘れさせない!!よッ!!策略家!!一本取られました!!売り込み上手!!
この技、一つ、私も自分の小説に取り込み、盗ませさせて貰いたい。メモメモ、メモメモ( ..)φと・・・
それから、他に何があったかなぁぁ・・・
あ、大胆な構図の春画群にも思わず吹き出しちゃいそうになりましたね~(#^^#)
⑨これは六枚以上ありました。横長の。もう、枠からはちきれちゃって、画面いっぱいを越えて繋がってる大迫力の合体場面!!もちろん浮世絵特有な、接合部にだけ特大の虫眼鏡を当ててあるみたいな強調され「そんなわけないやん」レベルの大きさに拡大された元気いっぱいな男根とか、もう直視するのに笑い無くしてはできない超面白さ!そしてまた、この、素知らぬ顔の絵の中の人物達と、まるで目が合ってるようにも見えて来るんですねぇ。お二人はまさに起こり込み中の真っ最中と言うのに!
これを描いた人が一番、爆笑を堪えヒーヒー言いながら描いたことでございましょうねぇ。
健康にこれほど良さそうな芸術と言うものが他にありますか??皆さん??ちょっと無いと私は思いますね!
それから・・・それから・・・
大分もう忘れてきちゃいましたが…悲しい事に…
⑩3Pしてる浮世絵もありましたが、これについては「ふむふむ」と思って私は流し見して通り過ぎましたね。
⑪お見合いから、結納、結婚式、初夜、妊娠、出産、までの順調なめでたい流れを、季節の花々で時の経過を表しながら描いた巻物もあったと思います。
⑫出陣前の武士の嫁との一戦とかね。妻を抱いてから戦に出るのが習わしだったと解説文には書いてありましたが。それは今の時代にでも分かる気がしますね。新婚なのに転勤を命じられ一週間に一回しか会えない新婚夫婦は土日は熱々、そんなの常識です?よね??多分(#^^#)・・・とにかくそうなる若い二人の気持ちは分かります・・・
激しい睦みあいから年季の入った夫婦ののんびり接合まで、SFっぽいのからまんざらでもなさそうなのから、ちょっと本気で嫌がってそうなので「これはやめたってぇなって感じやな…」Σ( ̄ロ ̄lll)ガーンってやつまで、ちょっともう時間が無くて書ききれない(;´Д`)
(-_-;)
(;´Д`)
今日同伴予定なんですまだ眉毛も描いてないのにあと20分後に(;´Д`)
(-"-;A ...アセアセ
帰ってから続き書こうかどうなるか…
ちょっととりあえず行って来まーす((+_+))
(^O^)/