名誉返上。あ、間違えた。汚名挽回。あれ可笑しいな。まぁいいか。
どうも予定が無くて手帳が残念なことになっている和槻です。
予定は三者懇談とテストONLYです。
今年もバイトで忙しくなりそうですね。
第二回目です。
だれも読んでいないのに一人で書いています。
誰か見てくれよ、コンチクショーーー。
すみません取り乱しました。
「あぁああぁああ!!!一昨日の変態だぁあ。」
どうも、変態呼ばわれされている哀れな教師Aこと長岡 和です。
そして俺を変態呼ばわりしてくれるのは俺の生徒Cです。ちなみになぜCかというとAは俺、Bは変出者鞘。
つうか
「人のこと変出者呼ばわりしてんなよ。腐っても俺教師だぞ。PTAとかに聞かれたらどうするつもりだよ。あれか、俺は明日校長に肩を叩かれてお疲れ様でしたってオチか。このやろう。」
流石に二日目で解雇は嫌だ。しかも俺のキャラが壊れていってる気がする。それだけは何とかしないと。
教師が登校拒否とかシャレにならねーから。
「何言ってるのよ。一昨日私のこと獲物を見るような眼で見ていたくせに。あんたそれでも聖職者の端くれなの。あ、そっか明日から消えるんだったわね。でもその前に一発殴らせてね。」
笑顔でこぶしを握り締めながら近付いてくるC。つ〜かやっぱり俺ってこれからまた仕事探ししないといけないの?
俺どうしたらいいんだよ。通いすぎてすっかり恵さん(職業案内のおばさん。47歳。よくいる世間話の好きな人。)には
『あら和君、また首になったの。いっそのことならここで働く?ハゲには私から言ってあげるわよ。』
なんてきつい冗談貰う仲になっちまったよ。
しくしく。
「とりあえず落ち着きながら話そうか、えっとCさん?何事も話し合いが必要だよ。ね?」
俺は出来る限りの笑顔でそう言った。若干引き攣ってるかも知れないけど。
ピタリ、と立ち止まるCさん。おっ、俺って意外と教師に向いてるかも。
「ど、どうして私がCカップだって知ってるのよ。でも最近はDよりなんだからね。ていうかあの時私をじろじろ見てたのは胸を測るためだったの。サイテー。やっぱり潰す。」
あれ、もしかして死亡フラグ立っちゃった?ヤベ!!
「ちがう、ちがう。第一一目見ただけでサイズなんて分かるわけ無いだろ。少し冷静に考えてみろよ。俺は教師だぞ。はい、深呼吸、深呼吸。」
す〜は〜、す〜は〜と深呼吸しているCさん。意外と素直でかわいいじゃねえかよ。
「そうよね、いくら今世紀最大の変体だってそこまでは。ということはずっと前から私のことを着けていたってこと。それしかないわね。よし半殺し決定。」
頷きながら近付いてくるCさん。というかめんどくさいからCでいいや。って良くない。つかヤバイ。
「女の子が殴るなんて嫌だろ?な?ここは穏便に行こう。慣れないことはするべきじゃない。」
スタスタと歩いてくるので距離が縮まっていく。
「先生知ってました?そういうの男女差別っていうんですよ。それに私空手やってたから慣れてますし。うん、これで爽やかに往くこと出来ますよね。安心、安心。」
満面の笑みで寄ってくる。思わず俺は伯父さんスキルを使った。
(ヘルプミー)
(忘れないよ。和にぃ。)
(俺のこと好きなんだろ?なら助けろよ。)
(うん、好きだよ。だから僕は決して和にぃのことを忘れないから。それから小野小路さん、空手の有段者。全国大会惜しかったな、絶対に準優勝できてたのになぁ。足さえ折らなければ。)
(おい、遠い眼をするな。ん?ま・え?前?)
コンタクトを取っていると『前』とのこと。とりあえず言われるがままに向くと小野小路さんとやら。あっ、死んだな俺。
咄嗟に両手を出すと柔らかい感触。俺はそこまで鈍感じゃないから分かる。
あ、死んだな俺。
顔を真っ赤にしながらこぶしを作る小野小路を見ながら俺は三度目の死を覚悟した。
分かったこと。焦らされると恐怖も比例するって事と良い想いにはリスクが付き物。
「長岡先生少し静かにしていただけませんか、私の・・・。」
何も言わなくなった藍沢先生の次には藍沢先生似のはんにゃ。じゃなくてはんにゃな藍沢先生。
とりあえず一言言えることがある。
強く生きろ。
あと意味不明な生徒と薄情な甥っ子には気をつけろ。
消え逝くなか思ったことは一つ。
俺ってこんな役回りばっかりか、ちくしょ〜〜〜!!!
薄幸教師と天才少女
乙.
今回は僕の経験を教訓にしています、はい。
いいなっと思ったそこの中高生。
良いことなんてないよ?
冷たい眼で見られるし、イヤガラセメールは来るし・・・
そういうのは彼女にしましょう。
なんか最後の最後でイヤなトラウマが蘇って来たな。
ケーキでも奢るかな。
財布の風通しがいいな。るるる〜るるるるぅ〜る〜。
ちゃんと次話ありますよ?