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不死者の物語  作者: 雨後晴
2/8

1話

1話です。

投稿頻度は不定期です。

 僕はシュン。不死者である。

 正確には完全な不死ではないのだが、似たようなものなので放っておこう。

 さぁ、何故僕がこんなことをしているのかというと


「……ヤバい、完全に迷った」


 僕は、ただいま森の中で遭難しているのである。

 退屈で仕方ないし、現実を受け入れたくはなかったが、そろそろ現実逃避はやめよう。

 何故遭難したか。理由は単純だ。

 このアホは、冒険者ギルドでクエストを受け、ちょっぴり調子に乗って森の奥まで来たのだ。

 要するに、自業自得である。


「いや~、どうやって抜けようか」


 しかも、このアホ、方位磁石も地図も持っておらず、抜け出す方法が無いのだ。

 不死者であるので、飲み食いしない程度では死なない。が、欲はあるのだ。それゆえ、


「精神的に死にそうだ。……はぁ、参ったな」


 食料は、約三日分ほどしかない。なので、三日以内にこの森を抜けなければならないのだ。


「まあ、適当に歩いていけば抜けれるでしょ」



~三日後~



「……何でだ。何で抜けられないんだよー!」


 予想していた者が多数であろう。シュンは、いまだに遭難中であった。

次は、どうやっていじろうかな。

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