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テンプレ作家のU様の作品を読んでいたら降りてきました。
私らしいオッサンの話をちょっと書いてみることにします。
しかし、書いていたら見た目は少女、中身はオッサンに・・・
まあ、私らしいということで暖かい目で見てください。
短編の予定です。
眩しい・・・
確か、さっきまで夜だったような・・・
それに、何故か下半身がスースーするような・・・
視線を向けるとそこにはスカート!?
オイオイちょっと待て!何で俺がスカートはいてんだ!?
マジで何が起こってるんだ!?
「ちょっと!そこのあなた!ぼーーっとしていないで早く列を詰めてくださらない!後ろが閊えていますわ!」
うん?誰のことだ?
「だ・か・ら!あなたのことですわ!聞いてますの!!」
突然、金髪碧眼縦ロールの美少女にガクガクッと肩を揺さぶられる俺・・・
「あぅあぅ・・・気持ち悪いですぅ・・・わかりましたから、揺すらないでぇぇぇ・・・」
この子、何て力だ・・・
またガクガクやられる前に列を詰めるとしよう。
これ以上頭をシェイクされちゃたまらん!
「ふん、わかればよろしいんですわ!」
プリプリ怒りながらツッコミ女子が離れていく・・・
縦ロール怖・・・トラウマになったらどうしてくれんだよ!
それにしても、俺ってこんなに背が低かったか?
おっかしいなぁ・・・まさかまた身長が縮んだか?
やっぱり歳か・・・俺も歳をとったもんだ・・・
それにしてもだ、周りは何故か女子高生くらいの女の子だらけ・・・
ここって何処なんだ?
オッサンの俺だけ浮いてるんじゃねぇ?
おっと、ぼーっとしてたらまたさっきの子に怒られるから前に進んでおくか・・・
そうこうしているうちに俺の順番がやって来た。
「それではこちらの魔導人形セットをお持ちください。」
「はい・・・ありがとうございます・・・」
先生らしき女性から謎の箱を言われるままに受け取る俺・・・
「こちらで道具のレンタルもやっております!いかがですか?」
「はい・・・お願いします・・・」
言われるままに道具を借りる俺・・・
本当にここは何処なんだ?俺は何をやらされるんだ?全然全く理解が追いつかん・・・
「皆さん注目!それでは試験の内容を発表します!これから皆さんは、割り与えられた部屋へと移動し、明日の朝までに魔導人形を完成させてもらいます。それでは移動開始してください!」
試験管の先生の指示に従い、各部屋へと移動を開始する女生徒たち。
「考えるのは部屋に行ってからにするか・・・」
俺も自分に割り当てられた部屋へと移動を開始することにした。
オッサンに女子校の試練が立ちはだかる!?
どうするどうなるオッサン!?
待て!次号!!