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ぶれいくたいむ

『ぶれいくたいむ』



四葉亭の平穏な日々。



「ちゃっきーさん、非常に言いにくいのだが」

「なんだね、ハヴェルくん?」

「股間に芋けんぴが付いているよ」


「これはオシャレ。オシャレどすよ!

 モテる為のアイテムと聞いたんで付けてるのどす。

 ちょいとナンパ行ってくるべさ」


「お気を付けて」


……次の日。


「一本じゃ足りねえ! もう一本追加するべ」

ごそごそ。



……二週間後。



「ウニみたいだ!!」


ハヴェルが叫んだ。





■■■■■■■■


『ぶれいくたいむ』




ある日の水取くんの平穏な日常。



称号『無分別な淫獣』をつける夢をみた。


白い猫に会ったので「よーし、よしよし!」と動物王のようにテンションを上げて撫でる。

猫がすげー嫌がる。肉球をぷにぷに触る。

暴れていた猫が観念したように大人しくなる。

いい気持ちである。

フフフ。次は尻尾の付け根を『わわわわわ』するかな!


状況を開始する。きり!


「……水取くん」

猫が人語で喋った。耳にはっきりした声で聞こえて驚く。



目が覚めた。

エイプリルが腕の中にいた。後ろから抱きまくらのように抱いてた。

どうやら起こしに来た娘を寝ぼけたまま抱きまくらにしてたらしい。


「いつまで寝ぼけてるの?」

「うわっ」

「――おはよう」

解放されたエイプリルがゴミを見る目で見ながら乱れた服を正した。



「ンまあ! 淫獣よ淫獣!」

メイドさんのヒソヒソ話が聞こえる。一部始終を見ていたらしい。

ミムさんも混じってきゃっきゃしてる。



不意にエイプリルが何かに気付き、顔を真っ赤にしてぷいっと横を向く。

メイドさん達が一斉に大笑いした。

エイプリルの先程の目線の先に気付いた。どえらい事になってた。



称号『無分別な淫獣』はラッキースケベの遭遇率上昇の他、

男の子の性能を25%強化する素敵な称号である。


思春期の少年の赤裸々な事情をこれ以上書く事は酷であろう。


その場にいた全員に秘密を見られた。もうお婿にいけない。水取くんは泣く。




本編は今日の昼ぐらいに更新です。

一章の最後のヒロインが登場予定です。(チラっとすでに出てはいるのですが)


見栄えの良いキャラデザ決めてから文章を変えた方が楽という事であれこれしてまする。

……つまりまだキャラデザが決まりきってないという事で。

白髮ポニテ or 黒髪ロングで拮抗中。


挿絵は別に小人のちゃっきーさん以外は拘りがないのですが、

あったほうがイメージしやすいという事らしいので描いてます。



**

ブックマークと評価、感想ありがとうございます。

良い感想来たのでどすこい!って頑張ってますどす。

*

異世界転移の日間ランキングの68位に入りました。

最初の投稿という事やランク入りのptハードルが高い転移という事もあって

正直ランキング入りは諦めていたのでありがたいどす。

がんばります。ひゃっはー

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