ぶれいくたいむ
雷「ぴか!」
音「ゴロゴロ」
四葉亭に大雨が訪れた。窓辺で葉露とちゃっきーがかじり付いて外を眺める。
「ぴか! 1,2,3,4,5」
ゴロゴロ……
葉露がカウントして行く。
クマという名前のふさふさの尻尾を持つ犬は雷に怯えて椅子の下に逃げている。
「なんで光ってから音が遅れるん?」
葉露が素朴な疑問を出す。
「音より光の方が早いからどすな」
「ふーん」
「こんな感じで光と音が競争するんだべ」
ちゃっきーが窓の露を両手の指で競争させてみる。
「音は耳で聞いて、光は目で見る訳だべ」
「それじゃ光より早いのがあったら見るより先に早く判るん?」
葉露が素朴な疑問を出した。
「それは神々の秘密やで。
なお30秒後にハヴェルどんが扉を開けてくる」
「ほんと?」
果たして30秒後にハヴェルが来た。わさび畑の様子を見てきたのだ。
ちゃっきーがハイタッチを葉露に求めた。犬がハヴェルの元へダッシュする。
すごい、すごい、と喜ぶ葉露にハヴェルが困惑する。
時間通りにハヴェルが来た、と言われてなるほど、と納得。
小人はあらかじめ窓からハヴェルが帰ってくるのを見つけていた。
あとは30秒前まで黙っていたのだ。
知恵は光より早いという事である。
土日の更新に本編を前倒しさせたので今回はぶれいくたいむどす。
この後ホットチョコレートで団らん風景が続いたのですが入れる所が無かったとかどーとか。




