田口君のピンチ
何か遠くから声が聞こえた
「はぁ、はぁ、遼希君助けて」
「はぁ?」
「何しに?俺今ものすごくイライラしてるのわかる?」
「分からん」
「何で?分からんの」
何でこいつマジで分からんの
「分かるわけないだろ遼希君のイライラなんて」
「そんなことも分からないのかこのキモヲタク」
でも自分もヲタクに近いけど俺の場合はオタクだから大丈夫
「だれがオタクだコラァ」
「俺が言ったのはオタクじゃなくてヲタクだよ」
「オじゃなくヲだと間違えたじゃねえか」
「ホント馬鹿だな」
「俺は馬鹿じゃないただのギャルゲーマーなだけさ、ドヤ!」
「何がドヤ!だよ」
アーイライラしてしょうがない
「もうこれ以上いい合いはやめたら?」
翔磨がとめに入った
「まぁ、翔磨がそういうならやめとくか」
「それであんなに急いでどうしたの?」
「あ、そういえばそうだった、でもなんのことかわすれた」
「うそだろ」
二人ともそう言った
「うそだよ」
「何だうそかよ、それで何のようだ」
「うんっとね売買ゲームでやばいことになった」
このとき遼希君たちの表情が変わった
「どうしたの?」
「んぅ、あ、いやなんでもない話を続けてくれ」
「あ、うん」
なんか気になるけどまぁ、いっか
「そんで話をもどすと」
「うん」
「売買ゲームで勝ったんだけどその負けたほうのユーザーが怒って助っ人を呼んでくるって言うんだよ、そんでもってその負けたユーザーが勝負を仕掛けてきたんだ、そんで後から知ったんだけどその助っ人の人売買ゲームでは2、30人位には名前が知られてる人なんだって、だから助けて」
「うーん、それはむずかしいな」
「なんで?」
「なんでって」
「勝てるわけないだろその有名人の助っ人に俺達みたなただの
学生が」
「え、でもたかが2,30人くらいだよ知っていても」
「お前なぁ~2、30人にも名前が知られていればすごいんだよ」
そうこの売買ゲームでは2、30人にも名前を知られればすごいほうだ
なぜならたいていの奴はルーキーねらいのビビリかすぐに破産する雑魚か
それとも田口みたいにうまくやっていく奴の3種類の人間しかいないその中で
2、30人にも名前が知られていて脅威に思われていればすごいほうだ
「田口勝負の日はいつだ?」
「えっと確か今週の土曜日だったような気がする」
「土曜か意外と日にちがあくな」
「なんでそんなに日にちがあくかはわかんないけど、多分明日は用事があるんじゃない」
「そうだな」
どうする多分翔磨はこの勝負勝てないと判断するだろうマジどうする
「おい田口ひとつ聞いていいか?」
おい~翔磨俺が一生懸命考えてるのになに聞こうとしてんだ
「なに翔磨君?」
「田口は何を賭けて向こうは何を賭けてきたんだ?」
「俺は俺が持っているゲーム全部ほんで確か相手が賭けてきたものは自分の両腕」
翔磨は少し驚いた
次回
翔磨も遼希も少し助けるきになっただけど問題が起きたそれは
相手の賭けているものだ翔磨と遼希はうまく勝てるのか
そんでゲームはなにか助っ人とは誰か次回をお楽しみに