親友登場
そうその状況とは友達が売買ゲームをやっている状況だった
その友達にしゃべりかけようとしたら友達の表情がかなしそうになった
「どうしたんだよ」
「俺は売買ゲームに負けて大切なものを取られた」
「取られたものはなんだ」
「最近買ったばかりのゲーム機」
「お前ゲーム好きだもんな」
「俺はゲームが好きなんじゃないゲームの中にいる女の子が好きなだけだ」
この時遼希は思った俺も分かるぞその気持ちが
「でもなんでゲーム機を賭けたりしたんだ?」
「なんでって相手が持っていたのが俺の今一番ほしいギャルゲーで相手も俺が持っていたゲーム機がほしかったらしくお互いが納得して売買ゲームをしたというわけ」
「なるほど」
「まあ売買ゲームをして負けたのはしょうがないけどもう一度勝負してくるわ」
「勝つ自信はあるのか?」
「ないけどゲーム機がないと何もできないし」
確かにゲーム機がないと何もできないのは分かるが、なんだこの胸騒ぎは
「おいやっぱりやめとけよ」
「なんで?」
「一回負けた相手にまた挑むってばかでしょ」
「え、なんで?やってみなくちゃ分からないだろ」
確かにそうだやってみなくちゃ分からいだけど何だこの胸騒ぎわ
「確かにそうだな」
「だろ」
と言いながら売買ゲームをまたはじめた
そして次の日
またいやな朝がやってきた、俺はどうしても朝が嫌いらしく朝になると体がいつもだるくなった
「あ~また朝がやってきたぜやだな~」
「我慢しろよ少しの間だろそのいやいやが続くのは」
「まぁそうだけど」
確かにそうだこのいやいやが続くのは少しの間だ
「翔磨お前いつもどうやって朝を乗り越えてんだ」
「別に何も乗り越えてない、ただ我慢するだけ」
「こいつ頭いいな」
そう先っから俺と話しているのは親友の翔磨もちろんこいつも売買ゲームのユーザーだ
ちなみにこいつの売買ゲームでのユーザー名は空希ちなみにこの読み方は、くうきじゃないぞ、こうきと呼ぶんだみんな分かったかな
さらに言うとこいつも俺と同じく売買ゲームを引退している
「おい遼希そういえば昨日また社会科の授業寝たらしいな」
「なんで翔磨がしってるんだよ」
「なんでって同じクラスの一番後ろだからかな」
そういえばそうだったまだ高校入って1カ月と少しだからあまりクラスの奴のこと頭に入ってねーし俺もあまり興味ないから分かろうともしなかった
「お、おうそうだったな」
「お前絶対今知っただろ」
「まーね、ははははは」
そんなこと言っていたら後ろから名前が呼ばれた
「遼希君助けて」
「はぁ?」
「売買ゲームでやばいことになった」
次回
わけを分かっていない遼希、助けを求めるゲームおたくこと(田口)
はたして遼希は田口を助けるのかそれとも翔磨がどうにかするのか
次回をお楽しみに