プロローグは嗤う
このほかにもう一つ作品を書いていますが、はじめましての方が多いと思うので、はじめまして。もう一つの作品を読んでくれてうる方、知っている方はわかると思いますが、このお話ともう一つの話はつながっていないようでつながっています。独立した話ではあるので、読んでいてわからないことは(多分)ないとは思いますが、二つとも読めば面白さは増すと思います。因みに、作者は学生なので更新が遅かったり、振り替え休日(文化祭に次の月曜日など)に頑張ったりします。あと、まだまだ子供なので、語彙力や文章力がなかったりします。そこのところを理解した上で読んで下されば、と思います。
これは、遠い、遠い、遠い気が遠くなるほどに遠い昔の話………。ふふふ………。
これは、わたしの物語。平和を願って作られた果てに破壊されてしまった、悲しく、儚い物語。結論から言うと、わたしのおかげで平和になった、ということはなかった。逆に、数人の尊い命と物語を奪い、厄介事を引き起こしてしまった。これは、わたしの独白ともいえる物語……。つまらないかもしれない。退屈かもしれない。あら、そもそもわたしは、どこでこの話をしているのかしら。貴方はどこで聞いているのかしら。そもそも「わたし」って誰? 「貴方」って……ダレ?