1日目
「おーいサクラバ!」
俺を呼ぶ声が聞こえる。声の主はイワダテ。一応俺の親友だ。
「サクラバはやく行かねえと!」
「分かってるっつーの」
今日はなぜか高校生というのに遠足にいくらしい。しかも歩きで。
学校に着くともうほとんどが集まっていた。すると学年主任のコンノが口を開いた
「よしお前ら!今日はみんなでフィールドワークだ!とりあえず最初は歴史博物館に行く!」
とたんにエーーーという声があちらこちらに聞こえてくる
つーかお前ら事前にどこ行くかわかってたよな?
なのに今更エーーとかいうか?これか高校生のノリというやつか・・・
「エーーーーーーーーーーー」一応俺も言ってみた
そしてついに出発した。
皆さんはお分かりだと思うが俺は非常についていない
俺はすでにとんでもない胸騒ぎがしていた。
そして突然事態が急変した。
グシャ・・・何か踏んだようだ。そう・・・ウンコだ・・・
普通のヤツなら冷やかされると思い焦るだろう。だが俺は違う
大体にしてウンコを踏むのは無音・・誰にもバレないのだ。
そして歩くごとに地面にウンコがつくとしても皆は
「ん?泥かなあwwwwww」
としか思わないだろう!!!!
見たか!この俺の天才的な策略を!!!!!!
「ねえねえ見て!このウンコだれか踏んだあとがあるよう!」
「あーほんとだあ!誰よお踏んだのwwwwww」
・・・・ヤバイウンコに足跡がついていた・・・・
このままでは歩いたあとにある泥っぽいウンコでバレてしまう・・・・
一体どうすれば!!!!!