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九十五
「おまえなあ。わざわざ、何でこんなとこに着地すんねん!」
林に舞い降りた大凧。もちろん木に引っかかり、今ようやく地面まで下りてきた破近だ。
「そこら中、擦り傷だらけやんか!」
これに、ひたすら頭を下げる種子
「す、すみません。まだ取得中なんで」
「うっそお? 先に言わんかい! そやったら、誰がこんな冒険するかい!」
だが、こんな場所で泣かれても困る。
「もうええわ。ほな、蕾を呼んでみ!」
種子、涙を拭き拭き
「は、い」
「おまえなあ。わざわざ、何でこんなとこに着地すんねん!」
林に舞い降りた大凧。もちろん木に引っかかり、今ようやく地面まで下りてきた破近だ。
「そこら中、擦り傷だらけやんか!」
これに、ひたすら頭を下げる種子
「す、すみません。まだ取得中なんで」
「うっそお? 先に言わんかい! そやったら、誰がこんな冒険するかい!」
だが、こんな場所で泣かれても困る。
「もうええわ。ほな、蕾を呼んでみ!」
種子、涙を拭き拭き
「は、い」
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