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七十四
「見たこともない顔でしたよ。なあ、みんな?」
この弥三郎の問いかけに、頷いている皆の衆。
「ええ。そこで蕾さんの提案により、皆様も覆面を取られ名を名乗ってこられた。無論その全てが、仲間の組である事には相違ありません」
さらに辰爺が先を続け
「そこで、仏さんこそが敵の回し者だとなったわけですが、ここでまたもや蕾さんの拾われた文が一石を投じまして……その文の主こそが紅梅会の者で、おまけに女だと。では一体……」
「見たこともない顔でしたよ。なあ、みんな?」
この弥三郎の問いかけに、頷いている皆の衆。
「ええ。そこで蕾さんの提案により、皆様も覆面を取られ名を名乗ってこられた。無論その全てが、仲間の組である事には相違ありません」
さらに辰爺が先を続け
「そこで、仏さんこそが敵の回し者だとなったわけですが、ここでまたもや蕾さんの拾われた文が一石を投じまして……その文の主こそが紅梅会の者で、おまけに女だと。では一体……」
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