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五十三

 だが、これには濃紺男が


「存じませんな」


 続いて二色女も


「こっちも」


 この二人、この時初めて話が合った。

 そして残る陽気な男、鶯色の女とも首を横に振っている。


「そうですか、どなたも存知ませぬか」


 こう吐きだした辰爺に、着物をかぶったままの蕾が


「何の進展もないようですから、ここは全員の覆面を取るというのはどうですかい?」


「これはこれは」


 蕾の言葉に多少大袈裟に驚いてる相手だが、当然ながら反対意見は出てくるもの。


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