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四十九
その場所に着いた二人、早速部屋の中を覗くと
「何で、こんなに人が集まってるんだ?」
この弥三郎の声に振り向いた面々。やはり、その隣の人物を見て固まってしまった。
「ど、どうしたんです? その格好は?」
「ああ、辰爺さん。実はこの姐御が、覆面を盗まれちまって」
これには相手が
「ぬ、盗まれたですと!」
そう言って、畳に目を落としている。
そして、何が何だか分からない二人も同じように畳へと――
「げっ! こ、殺されてる?」
その場所に着いた二人、早速部屋の中を覗くと
「何で、こんなに人が集まってるんだ?」
この弥三郎の声に振り向いた面々。やはり、その隣の人物を見て固まってしまった。
「ど、どうしたんです? その格好は?」
「ああ、辰爺さん。実はこの姐御が、覆面を盗まれちまって」
これには相手が
「ぬ、盗まれたですと!」
そう言って、畳に目を落としている。
そして、何が何だか分からない二人も同じように畳へと――
「げっ! こ、殺されてる?」
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