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三十四

 それに蕾が目をやると、春代の左右に数人の者が座っている。


「これが料理人の久米助です」


 巻き起こる拍手に、ご本人がいたく恐縮し


「ど、どうも」


「で、次が小六です」


 紹介された中年の男、頭を下げ


「小六でございます。何でも言いつけてくだせえ」


「そっちが、女中のお菊とおしんです」


 まずは、喜寿にでもなっていそうな婆さんが


「お菊じゃ。まだまだ若いもんには負けんですよっての」


 これに蕾


「怖さでは負けるはずないですう!」


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