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四十六
「あいたたた!」
痛がる喜助に
「ええか? 死体が出てこんかったら、アリバイ作ってる意味がないやろが? 逆に堂々としとかんと、これは意味がないねん」
「な、なるほど」
そして破近が
「ちゅうことはな、源五郎は今から事を起こすつもりやねん!」
こちらは、源五郎の家の傍で張り込んでいる蕾。すでに深夜だ。
「退屈すぎですう!」
そしてその翌日、さらに翌々日も、何事も起こらなかった。
「ほとぼりが冷めてから、起こすんやろか?」
「あいたたた!」
痛がる喜助に
「ええか? 死体が出てこんかったら、アリバイ作ってる意味がないやろが? 逆に堂々としとかんと、これは意味がないねん」
「な、なるほど」
そして破近が
「ちゅうことはな、源五郎は今から事を起こすつもりやねん!」
こちらは、源五郎の家の傍で張り込んでいる蕾。すでに深夜だ。
「退屈すぎですう!」
そしてその翌日、さらに翌々日も、何事も起こらなかった。
「ほとぼりが冷めてから、起こすんやろか?」
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