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第十八話 わいの悲劇 一

 ここは小田原の宿屋、日も暮れてる頃


「こら! 早く出て来い! おまえはすでに取り囲まれてるぞ!」


 盗みに失敗した一人の男が、宿屋に閉じこもっているのだ。

 そして、その男が二階の戸を開け


「そこをどけ! さもないとこの女の命はないぞ!」


 見ると、一人のおなごを脇に抱え、その首筋に小刀を突きつけている。


 それを見た一人の役人が


「如何いたします?」


 部下にそう言われた同心だったが


「どうもこうも……手が出せないではないか!」


*エラリー・クイーン「Yの悲劇」への、ほんの1%のオマージュ

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