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「だから戸が開かなかったのか?」


 ここで通訳として同行してきた破近が、目の前の蘭国人二人にこれを伝えている。

 そして


「菖蒲はんよ。そやから、二人は庭に回ったらしいわ」


 次に菖蒲殿は、床にも目をやり


「この血染めの小刀が凶器ですね。にしても……」


 破近、これにすかさず


「被害者自らが鍵を閉めるとは、かいな?」


 菖蒲殿、それには答えることなく


「ねえ、庭に出た後のことを聞いてよ?」


 すぐに破近、二人に向って尋ね始めた。


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