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九十二

「お、やっぱおるわ!」


『月』の前にたむろしている同心たちを見つけた破近、それに遅れて明智様からも


「あら? 鈴木殿がどうしてここに?」


「わいらな、怪人を追って来たんやわ」


 これに相手が


「え? じゃあ、やっぱりここで二人が?」


「ま、そう言うこっちゃな」


「そ、そうなんだ。では、皆さん」

 明智様、四名の同心を振り返り


「中へ入りましょう! 鈴木殿一派は、ここで待機してて下さい」


「名誉挽回かいな? ま、お好きなように!」


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