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二十二
「では、後も」
「どれどれ」
振り返った破近の目に入ってきたのは
「ふ、藤殿! それやったら、醤油の中を泳いでる海老やん!」
こう言って再び正面を向き相手を見る彼。だが、その視線に飛び込んできたのは
「うわ? ハゲがこっち睨んでるわ」
「え? ハゲって?」
驚いて後ろを振り返る横ちゃん
「ああ、萩殿ですか。にしても、えらく怒っていますね?」
「よう見んから、代わりに見てくれ」
「えっと……鯛が、もはや白身ではないくらいに」
「では、後も」
「どれどれ」
振り返った破近の目に入ってきたのは
「ふ、藤殿! それやったら、醤油の中を泳いでる海老やん!」
こう言って再び正面を向き相手を見る彼。だが、その視線に飛び込んできたのは
「うわ? ハゲがこっち睨んでるわ」
「え? ハゲって?」
驚いて後ろを振り返る横ちゃん
「ああ、萩殿ですか。にしても、えらく怒っていますね?」
「よう見んから、代わりに見てくれ」
「えっと……鯛が、もはや白身ではないくらいに」
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