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「ほな、目撃者について当たろうか?」

 とにかく、自分から動こうとはしない同心。


「へい、では早速」

 頷いた朝太郎親分、すぐに

「おい喜助! 行くぞ!」


 命令したのはいいものの、一人生首と対峙する羽目になった破近

「もう、参るわ!」

 そしてありったけの勇気を絞り、生首に向かって


「なあ、誰が手を下したん?」



 やがて

「旦那、今戻りやした」


「おかえり! で、見つかったん?」


「へい。昨日は、二名のおなごがここを訪れてるようで」


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