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九十六
「そう言えばお鶴、亥の中刻(八時四十分~九時二十分)に、一人で八重の部屋に行ってたもん」
「そ、それは、彼女の様子が心配だったからよ。小春」
「でも、それ以降は、誰も八重の姿は見かけていないし。まさか、おまえさんが八重をなあ……」
「て、輝吉さん! だからと言って、私が犯人となるわけなの?」
「しかしなあ、他には誰にも……言いづらいが、殺す機会なんてなかったような」
「う、うそ? 直次さんまで、私を疑うわけ?」
「そう言えばお鶴、亥の中刻(八時四十分~九時二十分)に、一人で八重の部屋に行ってたもん」
「そ、それは、彼女の様子が心配だったからよ。小春」
「でも、それ以降は、誰も八重の姿は見かけていないし。まさか、おまえさんが八重をなあ……」
「て、輝吉さん! だからと言って、私が犯人となるわけなの?」
「しかしなあ、他には誰にも……言いづらいが、殺す機会なんてなかったような」
「う、うそ? 直次さんまで、私を疑うわけ?」
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