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九十三
「ほな、翔助はんでっか?」
何か考え事をしていた翔助、思わず
「えっ?」
「ほな、もう一度言いまっせ。あんさんが下手人でっか?」
「違います……」
ここで翔助が
「鈴木様、逆に質問していいですか?」
「何でっか?」
「ええ。死体をお調べになった半日前と言ったら、昨夜の辰の中刻(午後八時四十分~九時二十分)辺りですよね?」
「ま、大体やけど。せいぜい、その前後の辰の上刻から巳の上刻まで(午後八時~十時四十分)やろな」
「ほな、翔助はんでっか?」
何か考え事をしていた翔助、思わず
「えっ?」
「ほな、もう一度言いまっせ。あんさんが下手人でっか?」
「違います……」
ここで翔助が
「鈴木様、逆に質問していいですか?」
「何でっか?」
「ええ。死体をお調べになった半日前と言ったら、昨夜の辰の中刻(午後八時四十分~九時二十分)辺りですよね?」
「ま、大体やけど。せいぜい、その前後の辰の上刻から巳の上刻まで(午後八時~十時四十分)やろな」
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