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七十二
消化しきれないのか、一旦小春は黙ってしまった。
しかしこの時、ずっと黙っていた翔助がとんでもないことを口走ってき
「これって、賊じゃない可能性もある」
これには仲間全員が、一斉に彼の顔を見やって
「翔助、それって凄い事を言ってるんだぞ。わかってるんだろうな?」
直次が厳しい口調で念を押してくるも、相手の意思は変わる事もなく
「ああ、もちろんだ。軽々しく言う気などない」
「じゃあ、聞くがな。そう考える根拠って?」
消化しきれないのか、一旦小春は黙ってしまった。
しかしこの時、ずっと黙っていた翔助がとんでもないことを口走ってき
「これって、賊じゃない可能性もある」
これには仲間全員が、一斉に彼の顔を見やって
「翔助、それって凄い事を言ってるんだぞ。わかってるんだろうな?」
直次が厳しい口調で念を押してくるも、相手の意思は変わる事もなく
「ああ、もちろんだ。軽々しく言う気などない」
「じゃあ、聞くがな。そう考える根拠って?」
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