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七十
この直次の答えに、お清が
「じゃあ、私が起こしてみる。さっきから、揺すってるけどなかなか起きないんだよね、この子って」
と言いながら再び揺すり始めたが、今度はかなり激しい。
すると、ようやく目が覚めた風の小春。その第一声は
「う、うーん、おはよう……あれ? みんなどうしたのお? 揃って怖い顔してえ」
一瞬皆黙っていたが、そこはやはり直次だ。
「小春。気を確かに持って聞いて欲しい」
「はあ? 寝起きに何を聞くわけえ?」
この直次の答えに、お清が
「じゃあ、私が起こしてみる。さっきから、揺すってるけどなかなか起きないんだよね、この子って」
と言いながら再び揺すり始めたが、今度はかなり激しい。
すると、ようやく目が覚めた風の小春。その第一声は
「う、うーん、おはよう……あれ? みんなどうしたのお? 揃って怖い顔してえ」
一瞬皆黙っていたが、そこはやはり直次だ。
「小春。気を確かに持って聞いて欲しい」
「はあ? 寝起きに何を聞くわけえ?」
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