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六十五

「ほうら小春、起きてよ! 家に戻れるんだよ!」


 この時、直次が


「じゃあ、二階のお嬢さんにも知らせに行くとするか」


 そして無論、許婚の輝吉も


「あ、行くよ!」


 それに続いてお鶴も


「わ、私も行く!」




「おーい、起きろよ!」


 直次の問いかけだったが、返事がない。


「八重、船が直ったって! もう大丈夫よ!」


 お鶴の、この呼びかけにも応えがない。

 隣で青ざめている輝吉が、激しく取っ手をガチャガチャ言わせるも


「鍵、閉まっているぞ」


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