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六十一
時刻は、すでに子の刻(午前十二時)を回っている。
長椅子――所謂ソファーだが、そこに陣取っている小春には、すでに一枚の布団が掛けられている。そこから覗いている穏やかな寝顔を見ながら、姐さん
「この子って、無邪気で幸せだねえ? ところでさ、私たちもそろそろお開きにしませんかい?」
これにすかさず助平が
「そうしまひょか。ほな、わいと姐さんは……」
だが、姐さんピシャリと
「殿方はそちら! で、女性陣はこっちだよ!」
時刻は、すでに子の刻(午前十二時)を回っている。
長椅子――所謂ソファーだが、そこに陣取っている小春には、すでに一枚の布団が掛けられている。そこから覗いている穏やかな寝顔を見ながら、姐さん
「この子って、無邪気で幸せだねえ? ところでさ、私たちもそろそろお開きにしませんかい?」
これにすかさず助平が
「そうしまひょか。ほな、わいと姐さんは……」
だが、姐さんピシャリと
「殿方はそちら! で、女性陣はこっちだよ!」
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