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五十一

 やがて柱時計が六回鳴った時、姐さんがそれを見上げ


「旦那。あれは何時で?」


「ああ、酉の上刻ですわ」


「え、もうそんな時間ですかあ。早く、夕御飯の用意をしなくちゃあ。みんな、何でもいいよねえ?」


 小春の問いかけに、皆が頷いている。

 これに破近も


「できるだけ旨いもん、頼んまっさ!」


「じゃあ、私も手伝いを」 

 そこに立ち上がったお清だったが、顔を八重の方に向け


「お嬢さんは晩御飯いるの? 毒が入ってるかも知れないよ!」


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