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四十八
「ん? この中に犯人って!」
お清が大声を出し
「あんたねえ、仲間の源平を誰が殺すのよ! そんな発想を平気でできる、あんたこそ怪しいよね!」
無論、これには八重も喚きながら反論し
「ど、どうして、私が源平を殺さなきゃならないのよ! ふん、勘違いも甚だしい!」
ここでお鶴が、珍しくも会話の中に割り込み
「こ、こんな閉ざされたところで、ましてや自分に容疑がかかってくる恐れがあるのに……誰も事なんて起こさないと思うけど」
「ん? この中に犯人って!」
お清が大声を出し
「あんたねえ、仲間の源平を誰が殺すのよ! そんな発想を平気でできる、あんたこそ怪しいよね!」
無論、これには八重も喚きながら反論し
「ど、どうして、私が源平を殺さなきゃならないのよ! ふん、勘違いも甚だしい!」
ここでお鶴が、珍しくも会話の中に割り込み
「こ、こんな閉ざされたところで、ましてや自分に容疑がかかってくる恐れがあるのに……誰も事なんて起こさないと思うけど」
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