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四十七
「で、でも、その賊の目的ってなあに? その洞穴に潜んでるのお?」
「それはわからないよ、小春」
その時。聞こえてきた笑い声に、お清が睨み
「何がおかしいのよ、八重!」
「あっはっは。それはね、あなたたちが揃いも揃って幸せ者だからよ!」
「何の事よ?」
「ここまで言っても、まだ気がつかない? じゃあ、言うけど」
八重は、仲間一人一人をまるで品定めでもするかのごとく見ながら
「その中に、犯人がいるかもしれないってこと!」
「で、でも、その賊の目的ってなあに? その洞穴に潜んでるのお?」
「それはわからないよ、小春」
その時。聞こえてきた笑い声に、お清が睨み
「何がおかしいのよ、八重!」
「あっはっは。それはね、あなたたちが揃いも揃って幸せ者だからよ!」
「何の事よ?」
「ここまで言っても、まだ気がつかない? じゃあ、言うけど」
八重は、仲間一人一人をまるで品定めでもするかのごとく見ながら
「その中に、犯人がいるかもしれないってこと!」
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