627/1037
四十
「相手はどんな人間かわからないよお。逆にやられちゃうかもしれないよお」
これを輝吉ではなく、翔助がきっぱりと
「じゃあ小春はやられるのを、指を咥えてじっと待ってるつもりなのか?」
完全に鈴木さんたちを無視して、話を進める若者たち。
ようやく
「よっしゃ! ほな、そうしよか。で、船長はんも船から役に立ちそうなものを持ってき!」
やがて目の前にいくつかの武器となりそうな代物が集合したその時、柱時計が高らかに鳴った。
「相手はどんな人間かわからないよお。逆にやられちゃうかもしれないよお」
これを輝吉ではなく、翔助がきっぱりと
「じゃあ小春はやられるのを、指を咥えてじっと待ってるつもりなのか?」
完全に鈴木さんたちを無視して、話を進める若者たち。
ようやく
「よっしゃ! ほな、そうしよか。で、船長はんも船から役に立ちそうなものを持ってき!」
やがて目の前にいくつかの武器となりそうな代物が集合したその時、柱時計が高らかに鳴った。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。