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三十五

 この時いきなり、部屋の空気に耐えられなくなったのか


「そんなことよりも、私、下に降りる!」


 こう叫んだ八重が、もの凄い剣幕で部屋を飛び出していった。

 そして、それを見やったお清


「ふん、何様のつもりよ、あの女」

 

 すでに誰もいなくなったドアに向かって一言吐いている。


「やめろ、お清! 他人様の前で!」


 もちろん、叱ってくるのは亭主の直次である。


「だ、だって……わかりました」


 この時、部屋の端より物音が聞こえてきたが。


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