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十
「船長はん。直る見通しって、いつ頃でっか?」
この出で立ちに船長が目を瞬いている。そら青虫色の着物に青き目だ、驚かぬわけがない。
そして思わず
「何か野菜畑から、そのまんま現れたみたい……あ、いや、おそらく丸二日くらいはかかるかと」
これに今度は、ご本人曰く、その落ち着いた翡翠色の着物を身にまとっている姐さんが
「食べ物やら飲み物やらは、大丈夫でしょうねえ?」
「あ、心配ないですよ、ねぎさん……いや、姐さん」
「船長はん。直る見通しって、いつ頃でっか?」
この出で立ちに船長が目を瞬いている。そら青虫色の着物に青き目だ、驚かぬわけがない。
そして思わず
「何か野菜畑から、そのまんま現れたみたい……あ、いや、おそらく丸二日くらいはかかるかと」
これに今度は、ご本人曰く、その落ち着いた翡翠色の着物を身にまとっている姐さんが
「食べ物やら飲み物やらは、大丈夫でしょうねえ?」
「あ、心配ないですよ、ねぎさん……いや、姐さん」
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