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十六
「自分な、いつからここにおんねん?」
すでに奉行所の資料場に来ている、破近一派プラス菖蒲殿。
「えっと、三年ばかし前から」
これに破近が
「ほな、そっから調べるで!」
やがて出てきた資料の束、それを見やりながら破近が
「どうせ大方が、罪なき者らを捕まえたんやろ」
これが耳に入った菖蒲殿
「そんな事ないって!」
「ま、いいわ。で、何かわかったん?」
そこに蕾が資料を指差し
「えっとお、この坊やの誘拐の件も冤罪ですかあ?」
「自分な、いつからここにおんねん?」
すでに奉行所の資料場に来ている、破近一派プラス菖蒲殿。
「えっと、三年ばかし前から」
これに破近が
「ほな、そっから調べるで!」
やがて出てきた資料の束、それを見やりながら破近が
「どうせ大方が、罪なき者らを捕まえたんやろ」
これが耳に入った菖蒲殿
「そんな事ないって!」
「ま、いいわ。で、何かわかったん?」
そこに蕾が資料を指差し
「えっとお、この坊やの誘拐の件も冤罪ですかあ?」
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