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四
「そ、そんなあ。だって、番屋で菖蒲殿が引っくり返ってまして。それも口から泡を吹いて」
この喜助の言葉に
「放っておいたらええやん!」
「ちょっとだけでいいですから、頼みますよ」
「んもう!」
しぶしぶ歩き出した破近、姐さんに片手を挙げ
「ほな予約しときますさかい!」
番屋へと向う最中
「さっきのって、何の予約なんです?」
「外海納涼船やねん」
「浦島丸ですか! あ、でも人気がありすぎて、三月先まで予約がいっぱいですよ」
「そ、そんなあ。だって、番屋で菖蒲殿が引っくり返ってまして。それも口から泡を吹いて」
この喜助の言葉に
「放っておいたらええやん!」
「ちょっとだけでいいですから、頼みますよ」
「んもう!」
しぶしぶ歩き出した破近、姐さんに片手を挙げ
「ほな予約しときますさかい!」
番屋へと向う最中
「さっきのって、何の予約なんです?」
「外海納涼船やねん」
「浦島丸ですか! あ、でも人気がありすぎて、三月先まで予約がいっぱいですよ」
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