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三十三
「ほな、二階でも捜したらいいやん」
これに指揮官
「桜殿、お願いします!」
やがて戻ってきた桜殿、その顔を見ればわかる。
「誰もおらんかったやろ?」
「ええ、鈴木殿。まさに猫の子一匹」
この報告には期待していた菖蒲殿、つい
「うっそお! じゃ、じゃあどこに?」
「それを捜してるんやろ?」
「ま、まあ。でもね、硝子戸を破って逃走したのは間違いないから」
だが、またもや破近が
「そこまでたどり着くのが、至難の業なんやって!」
「ほな、二階でも捜したらいいやん」
これに指揮官
「桜殿、お願いします!」
やがて戻ってきた桜殿、その顔を見ればわかる。
「誰もおらんかったやろ?」
「ええ、鈴木殿。まさに猫の子一匹」
この報告には期待していた菖蒲殿、つい
「うっそお! じゃ、じゃあどこに?」
「それを捜してるんやろ?」
「ま、まあ。でもね、硝子戸を破って逃走したのは間違いないから」
だが、またもや破近が
「そこまでたどり着くのが、至難の業なんやって!」
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