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二十四

 それは亥の上刻に起こった。

 相変わらず、パチパチと顔を叩きまくっている桜殿


「もう、痒いの痒くないのって……ん?」

 この時、廊下に姿を現した黒づくめの者に


「く、曲者!」


 そう叫ぶや否や、笛を吹きつつ後を追う――だが、やはり遅い。

 そして笛の音に驚いて顔を出してきた家族らを尻目に、ようやく中央廊下の交差点にまでやってきた桜殿、対面からこれまた走ってきた松殿、および左から現れた菖蒲殿と出くわした。【図9参照】


「何事です?」

※亥の上刻=午後十時

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