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三十八
この時、蕾が
「さ、お茶でも召し上がって一服してくださいなあ!」
一方の長老は
「どこでおわかりに?」
「あんさんを、火事で救い出した時や」
「火事の時?」
怪訝そうな相手に
「ほれ、わいはともかく、くの一の蕾ですら息が切れてたんやで。でもな、あんさんは息一つ乱れておらんかったやん!」
「え?」
これには兜を脱いだ前夜斎さん、ついでに長老の面まで脱ぎ
「す、するど! および、参った!」
これに刃亜都も
「若! および、軽!」
この時、蕾が
「さ、お茶でも召し上がって一服してくださいなあ!」
一方の長老は
「どこでおわかりに?」
「あんさんを、火事で救い出した時や」
「火事の時?」
怪訝そうな相手に
「ほれ、わいはともかく、くの一の蕾ですら息が切れてたんやで。でもな、あんさんは息一つ乱れておらんかったやん!」
「え?」
これには兜を脱いだ前夜斎さん、ついでに長老の面まで脱ぎ
「す、するど! および、参った!」
これに刃亜都も
「若! および、軽!」
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