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三十三

「も、もう降参しましょう!」


 この、情けない指揮官の一言に


「ぱこん!」


「あいたた……じょ、上司に手を上げたなあ!」


 だが破近、澄ましたまま


「南町奉行所は臆病者だって、お江戸中に広まってもええんか?」


「あ、いや、それは」


 たじろぐ相手に


「ほな、つまらん事抜かすな!」


 こんな茶番の中、冷静な親分が


「旦那。明日の攻めは霧か、煙か、あるいはモグラか」


 これに破近、声を大にし


「確かに、自然を利用した雨はないやろな!」


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