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二十一
会議の後、外に集合した破近一派
「明日の朝早ように、敵さんの潜む西の森まで蕾と行ってみるわ」
これに親分
「何をされに?」
「あのなあ」
そう言いながら破近が竹筒を見せ
「こん中にな、さっきの雨、入れてんねん」
翌朝、まだ真っ暗な内から村を飛び出したお二人さん。
一里離れた森までやってき
「ほな、これ頼むわ」
渡された竹筒を手にした蕾
「わかりました、ご主人様!」
思わず、人差し指を口に当てた破近
「シッ! 声デカすぎるし」
会議の後、外に集合した破近一派
「明日の朝早ように、敵さんの潜む西の森まで蕾と行ってみるわ」
これに親分
「何をされに?」
「あのなあ」
そう言いながら破近が竹筒を見せ
「こん中にな、さっきの雨、入れてんねん」
翌朝、まだ真っ暗な内から村を飛び出したお二人さん。
一里離れた森までやってき
「ほな、これ頼むわ」
渡された竹筒を手にした蕾
「わかりました、ご主人様!」
思わず、人差し指を口に当てた破近
「シッ! 声デカすぎるし」
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