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十八

 再び会議の席上で破近が


「眠らされたんは、村人が四人にわいらの仲間が六人の全部で十人や。そや、それに」

 ここで、うな垂れている喜助を見やり


「誰かさんの手土産の一頭もな!」


 この時、立場が逆転している指揮官が


「一気に五十人にまで減っちゃった」


「数の中に女子供も入ってるやん。実際は、もっと少ない戦力やで」


「そ、そうかあ。で、どうしましょう?」


「明日からはな」

 副指揮官、声を上げ


「竹槍の訓練に決まってるやん!」


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