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十七
翌朝、皆が竹槍作りに精を出している中
「気持ちいいですう!」
大きく伸びをする蕾。
だが、いつのまにか立ち込めてきた霧に小鼻を動かし
「ん? むむ?」
そしてすぐに
「ご主人様あ! 早く家の中にい!」
「七、八、九……で、こいつや」
地面に横たえられた者を数えている破近。そして、目の前で眠りこけている松殿の足をけたぐり
「何で、このおっさんまで寝てんねん!」
これに蕾が
「キリンだから、真っ先に霧を吸っちゃったんですう!」
翌朝、皆が竹槍作りに精を出している中
「気持ちいいですう!」
大きく伸びをする蕾。
だが、いつのまにか立ち込めてきた霧に小鼻を動かし
「ん? むむ?」
そしてすぐに
「ご主人様あ! 早く家の中にい!」
「七、八、九……で、こいつや」
地面に横たえられた者を数えている破近。そして、目の前で眠りこけている松殿の足をけたぐり
「何で、このおっさんまで寝てんねん!」
これに蕾が
「キリンだから、真っ先に霧を吸っちゃったんですう!」
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