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十四
第一回合同会議――と言っても、村からの参加者は長老一人である。
まずは明智様が口を開き
「そこのくの一の報告によると、白兎はちょうど二十匹です。三倍も数的に有利ですね」
だが、すぐに破近が
「向こうはんは、バリバリの忍びやで。それに比べて、こっちは村人やん? 数もクソもあらへんがな」
指揮官に向かって、思いっきりのタメグチである。
「そりゃそうですが」
「そやさかい、まずは村人らに戦闘意欲を持たさんとアカンねん」
第一回合同会議――と言っても、村からの参加者は長老一人である。
まずは明智様が口を開き
「そこのくの一の報告によると、白兎はちょうど二十匹です。三倍も数的に有利ですね」
だが、すぐに破近が
「向こうはんは、バリバリの忍びやで。それに比べて、こっちは村人やん? 数もクソもあらへんがな」
指揮官に向かって、思いっきりのタメグチである。
「そりゃそうですが」
「そやさかい、まずは村人らに戦闘意欲を持たさんとアカンねん」
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