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三十二
刃亜都が、素っ裸で走り去った二人を見やりながら
「元気だよねえ、まったく」
この時、ようやく三つ葉が
「川、池、そしてまた川……水辺ばかりだ」
そうつぶやいたあと、刃亜都に向かって
「もしかしたら、敵って水とんの術の達人?」
「なるほど。でもそうだとしたら、この刃亜都様の術とどっちが上かな?」
こう言うや否や、その水色に包まれた身を翻した彼女
「秘技、絶対零度!」
何とその瞬間、川全体が凍りついてしまったのだった。
刃亜都が、素っ裸で走り去った二人を見やりながら
「元気だよねえ、まったく」
この時、ようやく三つ葉が
「川、池、そしてまた川……水辺ばかりだ」
そうつぶやいたあと、刃亜都に向かって
「もしかしたら、敵って水とんの術の達人?」
「なるほど。でもそうだとしたら、この刃亜都様の術とどっちが上かな?」
こう言うや否や、その水色に包まれた身を翻した彼女
「秘技、絶対零度!」
何とその瞬間、川全体が凍りついてしまったのだった。
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