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十八

「そう言うことだ」


 頷く陀射弥に刃亜都が


「じゃあ、おまえさんも気をつけなきゃね」


「俺さま? 心配すんなって。そんなヤツなんて、射悪名寸の術でイチコロさ」


 ここで蕾が


「それよりも、三つ葉姉さん早くう!」


「あ、そうだった」



 三つ葉から話を聞いた二人


「毒だって!」


 この陀射弥に続いて刃亜都も


「砒素、ねえ」


「じゃあ、始めるよ。まずは首領の飯の器だ」


 三つ葉が早速そこに銀の棒を突っ込んだが、棒は綺麗な銀色のままである。


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