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九
「ひそ、ですかあ?」
「そや。で、この銀の棒を、その首領はんの食いもんや飲みもんに突き刺してみるんや」
「は、はい」
「そしてな、そこで色が黒くなったら、砒素が入れられてるっちゅう事になんねん」
ここで、破近が棒の隣に入っているいくつもの小瓶を指し
「こいつが砒素の解毒剤や。もし砒素ってわかったら、こいつを飲ませたらええ」
「わかりました、ご主人様」
次に、破近がもう一方の風呂敷を開け
「でな、こっちが種子のや」
「ひそ、ですかあ?」
「そや。で、この銀の棒を、その首領はんの食いもんや飲みもんに突き刺してみるんや」
「は、はい」
「そしてな、そこで色が黒くなったら、砒素が入れられてるっちゅう事になんねん」
ここで、破近が棒の隣に入っているいくつもの小瓶を指し
「こいつが砒素の解毒剤や。もし砒素ってわかったら、こいつを飲ませたらええ」
「わかりました、ご主人様」
次に、破近がもう一方の風呂敷を開け
「でな、こっちが種子のや」
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